#7日間ブックカバーチャレンジ
DAY5
ライフシフト(リンダグラットン著)
■あらすじや概要
これからを生きる私たちは、長寿化の進行により、100年以上生きる時代、すなわち100年ライフを過ごすこととなる。新しい人生の節目と転機が出現し、「教育→仕事→引退」という人生から、「マルチステージ」の人生へと様変わりする。それに伴い、引退後の資金問題にとどまらず、スキル、健康、人間関係といった「見えない資産」をどう育んでいくかという問題に直面するというのが著者の見方だ。ロールモデルもほとんど存在しない中で、新しい生き方の実験が活発になることは間違いない。また、生涯を通じて「変身」を続ける覚悟が問われると言ってもよい。(書籍の要約サイトflierより)
■選書理由
今や手垢が付き尽くした感がある「人生100年時代」の先駆けになったような本。 新人時代は「就職しちゃったー、懲役43年だわwww」とか周りの人が言ってたけど、「いやそんなんで済まんよ」というのをデータを持って示してくれている。そんな危機感を持たせてくれるのとともに、「じゃあどうすれば良いか」というのを教えてくれるので前向きな気持ちになれる。
要は「投資しよう」「勉強し続けよう」ということで、言うは易く行うは難しなんだけど、それでもやらなきゃやっていけないということを痛感した次第。
それに基づいて退職金を外国株100%で運用していたら、コロナショックで一時利回り-56%っていう悲劇的な状況まで行った。(今はややプラスまで持ち直してくれたのでいいですが、投資は難しいですね)
■読者にどんなメリットがあるか
投資とか勉強とか、意識高い系が言ってるだけでしょーと思ってしまう人こそ読むべきだと思う。
本当に怖いし、でも避けられないことなのでそれを受入れた上で頑張って行く必要がある。
でも、この内容だけ聞きかじったような怪しげな人たちが「副業で月収20万!」みたいなこと言ってたりするので注意が必要。
■好きなフレーズ
人生の道筋に関する常識は、すでに変わりはじめている。日本でも、終身雇用が当たり前ではなくなった。若者たちの生き方も変わりつつある。本書では、読者が長寿化を厄災ではなく恩恵にするために、どのように人生を築くべきかを考える手引きをしたい。
→変化を恐れるのではなくて、乗りこなすことで明るいものにするってスタンスは大切だな、と思った次第