くちばしコンサルティング

人事や経営を学べるブログ。中小企業診断士・人事コンサルタント山本遼が書いています。

採用選考の通過率を上げるための戦略について(就活生・転職者向けエントリ) 3.5

今までの就活関連エントリの続きです。 
今回は今までのエントリの内容に関連した雑談・免債事項みたいな感じです。
 

「採用要件を満たしている筈なのに落ちてしまった。原因がわからない」

という疑問にぶち当たる人がたまに居ます。なんで俺が?的なやつですね。今までのエントリでは採用基準を見つけ出して、それを満たしているか/居ないかの、絶対評価基準で考えてきましたが、当然ながら面接ではやはり相対評価の基準もあります。
 
企業側にとっても採用人数が予め決まっている以上、要素を全て満たしていても、同様に全て満たした人が複数人来た場合、その中から相対評価をせざるを得ませんので、見送られるケースもあります。日本代表でもGKの枠が1つしかないので川島・東口・西川が居たら二人は見送られてしまうのですね。これについてはそういうもんです。
 

「採用予定人数より入社人数の方が多いんですが」

そうはいっても、会社はサッカーチームではないので、「これは取っておかないと!!」と思うような人が二人来た場合、もともと予定していた採用枠が一つでも二人取ることもあります(ありました)。なので、最終面接の控室でとんでもない人に出会ってもその場で諦める必要はありません。以前のエントリで書いたように、幾ら凄くても企業にとって過不足あるようなら見送ることもあり得ます。
 

「私が落ちたあとに追加の募集があった!」

また、貴方が受けた時に貴方が相対比較で落ちることになった場合でも、突発的な事情(例えば貴方に不合格通知を出した後に片方の人に内定を蹴られたとか、退職者が出たとか)で、再度求人が掛かることもあります。学校の受験でも似たようなことは起きますよね。
 

「明らかに採用基準を満たしていない人が受かっているっぽい」

ということも生じます。皆さんが企業の採用基準を見誤ったか、それ以外の強い力が働いたりしたなど。”強い力”の例としては、所謂コネなどが挙げられます。コネ入社の是非はともかくとして、魅力的な貴方を採用するよりも、取引企業の役員のご子息を採用することで得られる経済的便益の方が大きいだろうという判断も時には必要になるということです。
 
 
上記のように、会社もまた色々な都合を抱えていたりします。まぁ、「時の運もある」ということで割り切って次に向かっていきましょう。悩んでいてもゴネてみても、時間と体力の無駄ですしね。未練がましく色々言っても相手の気持ちは変わらないということはくまきりあさみさんが証明してきた通りです。